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  • 執筆者の写真原石 匠応

呪いの危うさについて。

 人の感情は、時に大きく揺れ動くものです。平穏であれば何も問題が無いのですが、様々な事情から事件を起こしてしまったり、呪いに縋ってみたりと時に取り返しのつかない方法を選択してしまう方が一定数存在します。事情はどうであれ、事件を起こしたり、呪いを選択してしまうと言う事は、生涯を大きく変化させ、後悔しても既に遅い状況にまで追いやられてしまう最も醜悪な選択です。


 事件を起こせばその事実は一生涯どころか後世にまでその事実と向き合わなければならなくなる事も多くあります。ですが呪いに関して言えば、人を呪えば穴二つと言う様に呪った相手の墓穴と自分の墓穴を掘る事になってしまいます。それどころか家系図が途絶えてしまう事もあります。


 呪いには決まり事の様なものがあって、呪いの方法について手順を誤ってはいけないと言う厳格な決まりがあります。手順を間違えると確実に自分だけに返って来ます。安易にネットなどで検索してその手順通りに、とは考えてはいけません。確実に決まり事の何かが欠けている事がありますし、手順が根本的にデマである事があります。


 呪術に詳しい方もいて、実際にそれを生業としている方も存在しますが殆どが詐欺なので依頼しないで下さい。呪術師と敢えて言わせて頂きますが実際に何人もの人生を壊している方がいます。そう言う呪術師は霊を使って人を呪っている事が多いです。霊能者でも霊を支配して使っている方が稀にいます。安易に霊能者と関わる事はお勧め出来ません。中には良い方向に霊を使っている方もいるのは承知していますが、やはり基本的に近寄るべきではありません。


 私は祓師と称しているのですが、根本的に霊は寄せ付けません。霊は早く転生するべきで、先祖霊でも守ってくれると安易に考えない方が良いからです。


 呪いの話に戻りますが儀式的なものと先程話に出た霊的なものとに大きく言えば分かれます。儀式的なものは死神を呼ぶ事が多いですが認識出来ない方がしても身を滅ぼすだけです。死神を使うと言う事はそれだけ危険を伴いますし、何よりも供物として自分の魂を捧げる事と同じ行為です。絶対に関わってはいけません。死神とは稀に交戦しますが私も命懸けで交戦します。油断すると術を掛けられたら一巻の終わりなので気配が完全に消えるまで神経を尖らせます。霊的なものに関しては早めに手を打たないと手遅れと言う事が多いです。霊的なものは死神と違って残穢が極端に分かりにくいと言う事と、神出鬼没でいつ災難が起こるか極端に分かりにくいです。呪術師を特定しないといけないのと、間に合えば対処出来ますが一歩遅れると完全に手の打ち様がありません。違和感で判断しないといけないので対処が遅れる事が考えられます。私の場合は手遅れだと感じても諦めず対処します。呪術師は死神を使う訳では無いので使う霊によっては何の危険も無い事が多いので厄介です。


 大きく二つの例を挙げましたが、言葉にも呪いが含まれる事があります。例えば人に酷い事を言ってしまう等の事です。これは簡単に解除出来ますが言葉遣いには気を付けて過ごしましょう。それと酷い事を言われても出来れば早く忘れる事です。これも肝心で、酷い事を言われると引きずってしまう事が多いかと思いますが、それこそが元凶で、意識しなくとも悪い事が起こるとその事を思い出してしまうと言う負のスパイラルに落ちてしまうものです。そう言う場合はご依頼頂ければ一度で断ち切る事が出来ますのでご依頼頂くか、環境を変えると言うのも効果的です。難しい場合はご依頼下さい。場合によっては結界を張る事がありますが、2~3年程度で効果が無くなってしまいます。その場合は少々気を付けた方が良いですが何も起こらなかった場合、特に気にする必要もありません。何か切っ掛けがある場合は結界を新しく張る事をお勧めします。


 呪いの儀式は死神と対峙する事だと言う事を忘れないで下さい。一番危険な行為です。呪術師は本当に何人もの命を奪っていますが法には抵触しません。特定しても直ぐに雲隠れしてしまうので厄介です。勘でも呪いかも知れないと思ったらご依頼下さい。しっかり祓ってしまった方が安心して過ごせます。呪いを掛けた方の依頼は受け付けません。


 もう一度だけ書かせて頂きますが、人を呪う行為は絶対にしてはいけません。私がご依頼を受けるのは人を幸せにするためだけです。


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